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時代を越えて継承される町づくりの息吹・韮崎宿コース

韮崎宿は、佐久往還と駿信往還(西郡路)に分岐する交通の要衝であり、人馬が盛んに往来する宿場として繁栄しました。特に釜無川の水運からの荷揚げ地界隈は、馬で荷物を運ぶ中馬で賑わいました。
その一方で、道沿いを流れる釜無川に翻弄された宿場でもありました。甲州街道を釜無川側に入った路地には、釜無川の氾濫から街を守るための古い堤防の痕跡があります。また、民家の間を当時の川の流れに沿って蛇行する脇道が複数走っており、それらの道筋は「水神」という地名が残る白髯神社方面を向いています。
 間口税を安価に抑えるための細長い町割りが今も残り、商いを始める敷居が低い小さな物件が多いため、甲州街道と佐久往還に沿った現在の通りには、新しい事業に取り組む若者たちが集い始めています。「ひと」、「もの」、そして情報の交流拠点であり、商いをする気運に満ちた場所であったことが現代まで引き継がれ、今も更新され続ける「現役の宿場」です。
約3km / 約1.5時間 / 徒歩

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