水とともに伝統と生活を育む石和宿コース

石和宿は、南に延びる鎌倉街道、南西にむかう市川道の分岐であり、笛吹川を通じて富士川水運へ連絡する船着場もおかれたことから、甲州盆地東部の交通の要衝として開けていました。甲州街道が通った江戸時代になると政治・経済の中心は甲府に移りましたが、八田家書院のような江戸初期の風情を伝える建物も残されており、風情を感じることができます。笛吹川と石和川に挟まれた低地にあったため、古くから幾度となく水害に見舞われ、土砂に覆われた歴史があります。鵜飼川と呼ばれていた現在の笛吹川は、幾度にもわたって氾濫し、人々に水害をもたらし、町の様子を一変させています。
笛吹川の名前の由来には、水害の悲哀を語る伝説が隠されています。この伝説や謡曲「鵜飼」にゆかりのある伝説を楽しむことができます。現在の笛吹川の遊歩道からは、周囲に連なる山々に谷筋が通り、甲府盆地に川が流れ込んで作られたお手本のような複数の扇状地を遠望することができます。

距離 : 約7km / 所要時間 : 約3時間 / 徒歩・自転車

スタート地点 : 八田家御朱印屋敷

ゴール地点 : 八田家御朱印屋敷

石和温泉駅南口 観光案内所レンタサイクル情報

・普通自転車(無料):保証金1,000円が必要、自転車返却時に返金(返却 16時半まで)
・電動自転車(有料):1,000円(3時間以内)、超過料金1時間毎500円(返却 16時半まで)

徒歩の場合は体力や時間に応じて、途中で石和温泉駅に戻る、春日居町駅発着とする等のコースアレンジも可能です。

COURSE MAP

  • スタート地点
  • ゴール地点
  • 駐車場
  • トイレ
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