上鳥沢と「2つで1つ」の宿場

江戸から見て犬目宿の次の宿場で、屋根やひさしが大きくせり出した古い構えの家を街道の両側に見ることができます。宿場町らしい町並みですが、1906(明治39)年の大火で焼失したため、現在残っている家は明治以降の建物ですが、屋根やひさしが大きくせり出した古い構えの家を街道の両側に見ることが出います。
西隣の上鳥沢宿とは1kmほどしか離れておらず、半月ごとに宿の役割を交代する形で分担していました。このように2つの宿で1つの宿の役割を果たすことを「合宿(あいしゅく)」と言い、『宿村大概帳』という記録によれば「上十五日は上鳥沢宿、下十五日は下鳥沢宿にて代り合勤相来」と記されています。

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