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名画に描かれた道を往く下鳥沢宿から猿橋宿コース
犬目宿を越えて下っていくと、当時の面影を残す宿場が見えてきます。この下鳥沢宿は、続く上鳥沢宿と分担して宿場を運営していました。かつては上鳥沢宿が1日から15日までを、下鳥沢宿が毎月15日から晦日までを担当して行き交う人々をもてなしていました。上鳥沢宿から少し歩くと見えてくるのが猿橋です。日本三奇橋であるこの橋は、橋脚を使用せず両岸から張り出した四層のはね木で支えられているという珍しい構造で、古くから景勝地として名高く、歌川広重の『甲陽猿橋之図』に描かれています。猿橋を渡ると猿橋宿に入ります。高所に架けられた猿橋と、桂川のつくり出した景観は、街道を行く多くの人々を魅了してきました。今も猿橋から繋がる遊歩道でこの景観が見られます。また、大月市郷土資料館では、猿橋の構造や往時の宿場町のようすを知ることができます。
約5km / 約4時間 / 徒歩