黒野田宿(くろのたしゅく)

今もなお現役の本陣が残る宿場町

江戸方面から見て阿弥陀海道宿の次の宿場で、東側の白野宿、阿弥陀海道宿と共に1か月の宿継の業務を交代して担う「合宿(あいしゅく)」でした。そのなかで黒野田宿は、1~15日を担当しており、本陣1軒に脇本陣1軒、旅籠は14軒と3宿の中では比較的大きな宿場町でした。
笹子峠を越えるにあたって最後の宿場であったため、旅籠の数も多く、賑わっていたと言われています。現存する黒野田宿本陣には、門構えや出桁造り(だしげたづくり)から、昔の面影がみられます。また、明治天皇行幸の際には、休憩所や宿泊所として使用されました。現在は民泊としての利用が可能です。

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