笹子峠を越えたふもとの宿場

江戸方面から見て黒野田宿の次の宿場にあたり、甲州街道最大の難所といわれた笹子峠を越えたふもとにあります。この宿には、甲斐国の御牧(御料牧場)があったと言われており、大昔に聖徳太子がこの地で甲斐の黒駒を飼育していたことから駒飼と言われるようになり、本陣1つに脇本陣2つ、旅籠が6つありました。この地区に住む人々は現在もお互いを屋号で呼び合い、当時の名残をとどめています。
北側にある鶴瀬宿とは、複数の宿で1つの宿の役割を果たす「合宿(あいしゅく)」で、駒飼宿は21~晦日までを担当していました。
この地域には、叶岡地蔵尊といって持ち上げることができると願いが叶うというお地蔵様が安置されています。

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