知る人ぞ知る西桂町の名瀑

桂川の支流、柄杓流川(ひしゃくながれがわ)に流れ落ちる滝。滝つぼまでの高さは約15m、幅は2~3mほどで豊富な水量を誇ります。滝の左右には富士山の溶岩のすき間から落ちる幾筋もの小さな流れがあり、溶岩流が急速に冷え固まってできた柱状節理もみごとです。
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〈参考資料〉
『西桂町歴史散歩』

COURSE MAP

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富士山に真向かう二つの町:上吉田・下吉田(かみよしだ・しもよしだ)コース

富士に真向かう一直線の道沿いに、聖なる町と俗なる町が隣り合う

富士吉田市に入った富士道は、下吉田の辺りで南へと方向を変え、富士山へとまっすぐ伸びています。
下吉田は、大正末期から昭和初期にかけて、化学繊維の導入が進んだこともあって、織物生産の中心となった地域。織物の売買を行う絹屋町(きぬやまち)が誕生し、織物関係の商売をする人々でにぎわいました。本町通りから路地裏に入れば、今もその雰囲気が感じられます。
上吉田は富士信仰の拠点。最盛期には80軒を超える御師宿坊(おししゅくぼう)があり、富士講の人々に対して、お祈りの作法のレクチャー、登山の案内、宿泊・食事の提供など、様々な世話をしました。表通りを歩くと、細長い引き込み路の奥にたたずむ御師坊(おしぼう)が、独特な雰囲気を醸しています。
約8km / 約8時間 / 徒歩

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