武士原集落(ぶしばらしゅうらく)

中世以来の古道の姿を残す一画

古くは「仏師原」とも記され、秩父往還の原風景を体験できる希少な集落です。
モモやブドウの果樹園との間に石垣が残る古道に、地蔵、馬頭観音、万霊塔などが点在し、往時の土塀、土蔵、門などを残す民家が3軒ほど並んでいます。
とくに、養蚕用に改造したやぐら造りの農家は甲府盆地に特有の建築で、屋根を持ち上げて2階部分の採光と通風をよくする工夫がなされています。
現在は枯露柿(ころがき)の生産地として知られており、11〜12月には軒下などに柿を干すのどかな風景が見られます。
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枯露柿:大きめの品種の柿を使った飴色の干し柿で、「松里の枯露柿」が特に有名です。11月早々に皮をむき12月上旬まで干して、水分を25~35%まで絞ったものが枯露柿で、南アルプス市などでみるあんぽ柿は、水分が50%ほどで柔らかく仕上げています。

<参考資料>
『歴史の道調査報告書』秩父街道
『町のかたち村のかたち』武士原

<参考サイト>
農林水産省「枯露柿 山梨県」
https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/korogaki_yama_nashi.html

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