武田信義の菩提寺
創建は771(宝亀2)年。山号を「鳳凰山」と称し、現在は曹洞宗ですが、かつては臨済宗でした。甲斐武田氏の祖である武田信義の菩提寺で、信義が寄進したとされる「木造阿弥陀如来及び両脇侍像」、信義の墓と伝えられる鎌倉時代初期の五輪塔、阿弥陀三尊像など、多くの文化財を所蔵しています。
とくに「木造阿弥陀如来及び両脇侍像」は国の重要文化財で、平安時代末期〜鎌倉時代初期の作と考えられています。山梨県内に同時期の阿弥陀如来像は7体あり、このうち三尊像は4体。なかでも最も大きいのが願成寺の仏像です。
とくに「木造阿弥陀如来及び両脇侍像」は国の重要文化財で、平安時代末期〜鎌倉時代初期の作と考えられています。山梨県内に同時期の阿弥陀如来像は7体あり、このうち三尊像は4体。なかでも最も大きいのが願成寺の仏像です。
もっと知りたい
・大村智博士と願成寺:韮崎市神山町はノーベル生理学・医学賞を受賞した大村智博士の故郷。願成寺は昭和の前期には荒れ果てており、阿弥陀三尊像も売り払われそうになっていたところを、大村博士の父親の恵男氏が売却反対派を主導して文化財の流出を防ぎました。また、恵男氏は、博士が賞を取るたびに願成寺に参拝していたそうです。
御朱印もらえます
※情報は制作時のものであるため、実際の訪問の際には事前にご確認ください。
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- 1km / 徒歩0.5時間
- 03武田信義館跡(たけだのぶよしやかたあと)