大荒れの碑(おおあれのひ)

家や田畑を押し流した山津波の被害を物語る

八ヶ岳南麓では豪雨に見舞われると山が崩れ、大石を押し流して樹木や橋や家屋をなぎ倒す山津波がしばしば起こりました。記録には1485(文明17)年から20〜80年周期で水害があったと記されています。
近世になっても大水害は続き、三分一湧水公園には1943(昭和18)年の水害で押し上げられた大石が「大荒れの碑」として残されています。三分一湧水が土砂で埋まり、家や田畑が押し流されて多くの人が亡くなったことを伝える石碑です。
もっと知りたい
・近年の大水害:小荒間では1943(昭和18)年に続き、1948(昭和23)年と1955(昭和30)年にも大水害がありました。いずれもJR小海線の高川鉄橋と下流の高川橋を押し流し、村に甚大な被害をもたらしました。

COURSE MAP

次のスポットへ行ってみよう!