大滝神社(おおたきじんじゃ)

古墳時代に起源を遡る水の神様

境内に清水が湧き出る神社。丸太をくり抜いた樋口から流れ落ちる水音が涼やかです。
1日に約2万2000トンを湧出する豊かな水源は、年間を通じて約12℃の水温が保たれています。水田の灌漑やニジマスの養殖にも利用され、古くから地域の人々の生活を支えてきました。
神社の起源は3世紀後半の古墳時代にまで遡り、崇神天皇が巡視の折に湧水を称え、自ら壇を設けて祭祀を行ったといわれています。
1985(昭和60)年には、三分一湧水、女取(めとり)湧水とともに「八ヶ岳南麓高原湧水群」として環境省の「日本の名水百選」に選定されました。
周囲は公園として整備され、春は新緑、秋は紅葉を楽しめます。
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・大滝神社の改称:江戸時代の寛文年間(1661〜1673)までは滝権現、1868(明治元)年より大滝権現、1874(明治7)年より大滝社、その後大滝神社と改称されてきました。

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