不思議な伝説が残る小さな神社
総門をくぐり三門に向かって進むと、右手に石割稲荷社の赤い鳥居が見えてきます。この神社の参道には、巨大な石が二つに割れて道の左右に分かれている場所があり、次のような言い伝えが残っています。
日蓮聖人が身延山を訪れると、山道を塞ぐ大岩がありました。しかし突然大岩が割れ、中から白髪の老人が出てきました。日蓮聖人が「あなたはどこからお越しになったのですか?」と尋ねると、老人は自分は稲荷大明神の申し子で、今は岩屋に閉じ込められている哀れな身であることを明かし、「日蓮聖人がお越しになると聞き、岩を破って出て参りました。世の人々を救うため、一日も早く開宗なさいますように」と告げたそうです。稲荷大明神の力で岩が割れ、日蓮聖人が無事に入山できたことから、村人たちは後にこの地に稲荷神社を造ったということです。
日蓮聖人が身延山を訪れると、山道を塞ぐ大岩がありました。しかし突然大岩が割れ、中から白髪の老人が出てきました。日蓮聖人が「あなたはどこからお越しになったのですか?」と尋ねると、老人は自分は稲荷大明神の申し子で、今は岩屋に閉じ込められている哀れな身であることを明かし、「日蓮聖人がお越しになると聞き、岩を破って出て参りました。世の人々を救うため、一日も早く開宗なさいますように」と告げたそうです。稲荷大明神の力で岩が割れ、日蓮聖人が無事に入山できたことから、村人たちは後にこの地に稲荷神社を造ったということです。
COURSE MAP
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- 1.2km / 徒歩20分
- 05三門(さんもん)