日本のワイン醸造のルーツが学べる

日本のワイン産業の先駆者、宮崎光太郎が創業した宮崎葡萄酒醸造場と観光葡萄園の総称です。1877(明治10)年に祝村下岩崎(現甲州市勝沼町下岩崎)に日本初の民間ワイン醸造会社、大日本山梨葡萄酒会社が設立されますが、わずか9年後の1886(明治19)年に解散します。その後、宮崎光太郎は醸造器具などの一切を引き継いで、フランスでワイン造りを学んだ土屋龍憲とともに葡萄酒の醸造を開始しました。
宮光園は現在、日本のワイン醸造のルーツを知ることができる資料館として整備されており、当時のワイン醸造や皇族の来訪の様子がわかる貴重な写真や、観光葡萄園に関する数多くの資料などを展示しています。貴重な映像資料や、当時のワインラベルなども見ることができます。甲州市内に6つある近代産業遺産の一つです。

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