毎月8日に市が立った商いの中心地
旧八日町は現在の甲府市中央2~5丁目付近の通りで、甲州街道に沿っています。甲府城下町の入口に位置し、毎月8日に市場が開かれるなど、江戸時代は大変賑わったといわれています。
その様子は、江戸中期に甲府勤番士が書き留めたとされる『裏見寒話』に「呉服屋、薬種屋、合羽屋などあり、府中第一のよき所也」と記載されており、甲府城下における商いの中心地であったことがわかります。
また浮世絵師の歌川国芳の「甲府八日町正月初売景」では、八日町の正月初売りの様子が描かれ、往時の賑わいがよく表れています。絵の横には、今も甲州銘菓として親しまれている「月の雫」や「源氏くるみ」などのお菓子の名も見られます。
その様子は、江戸中期に甲府勤番士が書き留めたとされる『裏見寒話』に「呉服屋、薬種屋、合羽屋などあり、府中第一のよき所也」と記載されており、甲府城下における商いの中心地であったことがわかります。
また浮世絵師の歌川国芳の「甲府八日町正月初売景」では、八日町の正月初売りの様子が描かれ、往時の賑わいがよく表れています。絵の横には、今も甲州銘菓として親しまれている「月の雫」や「源氏くるみ」などのお菓子の名も見られます。