甲府の伝統工芸400年の歴史や製法を学ぶ
印伝(印傳)は鹿革に漆で模様付けした伝統工芸品で400年の歴史を持ち、印度伝来を略したとも伝えられます。
甲州印伝は江戸時代に初代上原勇七が独自の技法を考案して生まれたとされ、1854(安政元
)年に発行された『甲府買物独案内』に「印伝屋勇七」として掲載されています。また、十返舎一九の滑稽本『東海道中膝栗毛』(1802〜1809年刊)にも、「腰に下げたる 印伝の巾着を出だし 見せる」と印伝が登場しています。
甲州印伝を作る技術は家伝の秘法として、代々の家長「勇七」にのみ受け継がれてきました。第12代まで門外不出とされてきましたが、13代目が受け継いだ現在は印伝技法の普及のため広く公開されています。
旧甲州街道に面し、甲府柳町宿のあった場所に建つ「印傳屋 上原勇七本店」は印伝の様々な品物を販売しています。約1500点の印伝や鹿革、漆工芸品を収蔵する2階の「印傳博物館」は2〜3ヶ月ごとに展示を入れ替え、印伝の歴史や製法を学ぶことができます。
印傳博物館
住所:甲府市中央3-11-15 印傳屋本店2階
開館時間:午前10時~午後5時
入館料:一般 200円、小・中 100円
甲州印伝は江戸時代に初代上原勇七が独自の技法を考案して生まれたとされ、1854(安政元
)年に発行された『甲府買物独案内』に「印伝屋勇七」として掲載されています。また、十返舎一九の滑稽本『東海道中膝栗毛』(1802〜1809年刊)にも、「腰に下げたる 印伝の巾着を出だし 見せる」と印伝が登場しています。
甲州印伝を作る技術は家伝の秘法として、代々の家長「勇七」にのみ受け継がれてきました。第12代まで門外不出とされてきましたが、13代目が受け継いだ現在は印伝技法の普及のため広く公開されています。
旧甲州街道に面し、甲府柳町宿のあった場所に建つ「印傳屋 上原勇七本店」は印伝の様々な品物を販売しています。約1500点の印伝や鹿革、漆工芸品を収蔵する2階の「印傳博物館」は2〜3ヶ月ごとに展示を入れ替え、印伝の歴史や製法を学ぶことができます。
印傳博物館
住所:甲府市中央3-11-15 印傳屋本店2階
開館時間:午前10時~午後5時
入館料:一般 200円、小・中 100円
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