信仰を物語る巨大な石塔
台ケ原宿付近にある横山の山頂にある、何も刻まれていない塔状の巨石です。日蓮宗の総本山・身延山久遠寺の方向である南を指しています。
明治時代、日蓮宗の祖・日蓮聖人の六百遠忌に向けて、題目「南無妙法蓮華経」を刻んだ巨塔を作る計画がありました。長坂町日野の見法寺と白州街白須の蓮照寺が中心となって、尾白川対岸にある中山から十数年もの歳月をかけて安山岩を石切・研磨し、ここに運びこみました。見法寺に運ばれてから題目が刻まれる計画でしたが、資金難により釜無川が渡れず頓挫。この場所に、石塔だけが残されました。
明治時代、日蓮宗の祖・日蓮聖人の六百遠忌に向けて、題目「南無妙法蓮華経」を刻んだ巨塔を作る計画がありました。長坂町日野の見法寺と白州街白須の蓮照寺が中心となって、尾白川対岸にある中山から十数年もの歳月をかけて安山岩を石切・研磨し、ここに運びこみました。見法寺に運ばれてから題目が刻まれる計画でしたが、資金難により釜無川が渡れず頓挫。この場所に、石塔だけが残されました。
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花水橋(はなみずばし):台ヶ原宿の北側にある、釜無川にかけられた橋。明治時代に無銘の巨塔を花水橋の基礎として利用するという計画もあったようですが、実行されませんでした。
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