下鳥沢と「2つで1つ」の宿場

東隣の下鳥沢宿との距離はわずかほど1kmしか離れておらず、半月ごとに宿の役割を交代する形で分担していました。このように2つの宿で1つの宿の役割を果たすことを「合宿(あいしゅく)」と言い、『宿村大概帳』という記録によれば「上十五日は上鳥沢宿、下十五日は下鳥沢宿にて代り合勤相来」と記されています。
今はもう古い家はあまりありませんが、明治に建てられた「山口家住宅主屋」が当時の姿を残しているほか、本陣のあった跡地に1873(明治6)年に明治天皇が山梨巡幸の際に立ち寄ったことを示す石碑が建てられています。

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