山口家住宅主屋(やまぐちけじゅうたくしゅおく)

上鳥沢宿に今も残る貴重な町屋

上鳥沢宿でかつて「問屋場」の役目を果たしていた建物で、1868(明治元)年に建てられ、2017(平成29)年に国の有形文化財に登録されました。
甲州街道に面して建ち、上鳥沢宿を代表する大規模な町家で、宿場町だった当時の様子を今に伝える貴重な建物です。山型の切妻屋根を頂く木造二階建てで、二階は養蚕のため増築されたものです。
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・問屋場は、宿場で重要な役割を果たした施設で、主に2つの業務が行われていた。一つは大名などが宿場を利用する際に、必要な馬や人足を用意し、荷物を次の宿場まで運ぶ継立業務で、もう一つが幕府公用の書状や品物を次の宿場に届ける飛脚業務だった。

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