阿弥陀海道宿(あみだかいどうしゅく)

1か月のうち7日間を担う小さな宿場町

江戸方面から見て白野宿の次の宿場で、両隣の白野宿、黒野田宿と共に1か月の宿継の業務を交代して担う「合宿(あいしゅく)」でした。そのなかで阿弥陀海道宿は、16~22日の7日間を担当しており、本陣1軒に脇本陣1軒、旅籠は4軒と小さな宿場町でした。
笹子峠の茶屋では力が付くようにと「笹子の力餅」が販売されていたそうですが、この地域にある「みどりや」では、力餅が由来の「笹子餅」を今も購入することができます。
近くの「笹一酒造」には明治天皇の御前水として使用された「笹子峠の湧き水」があります。
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・笹一酒造の裏手には、行基上人が笹子峠に出没する盗賊や獣を鎮めるために彫った阿弥陀如来像を本尊とした「阿弥陀堂」があったといわれている。現在はその地に阿弥陀堂跡碑が立っており、「本尊阿弥陀佛」や「金剛大土」等の石造物が集められている。

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