歴史ある富士信仰の道場

当初は天台宗の寺院で、付属のお堂が富士山の二合目である鈴原(すずはら)にあったとされています。富士山来迎阿弥陀三尊像を安置し、富士道場と呼ばれました。その後、1298(永仁6)年に時宗寺院として出発しています。火事や雪代(ゆきしろ、雪崩をきっかけに発生する土石流災害)の被害を度々受けたことから、1572(元亀3)年現在地に移転しました。
富士信仰と深い関係を持ち、富士登拝者は西念寺精進場で身を清めてから、登拝しました。また、江戸時代、吉田御師の多くは西念寺の檀家となっていました。
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〈参考資料〉
『富士吉田市文化財保存活用地域計画』(富士吉田市、2019年4月)
https://www.city.fujiyoshida.yamanashi.jp/info/3302
『日本歴史地名大系』

〈参考サイト〉
西念寺
https://www.sainenji.biz/

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※情報は制作時のものであるため、実際の訪問の際には事前にご確認ください。

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