武田信玄の祖父、信縄が眠る寺院

武田信玄の祖父、信縄(のぶつな)が開基し、戦国時代に武田氏の庇護を受けて発展した曹洞宗の寺院です。武田信縄の墓所をはじめ、武田信玄の父である信虎の寄進状や、武田信廉(のぶかど)の描いた「雪田和尚画像」など、武田氏との深い結びつきを物語る貴重な文化財が多く残されています。
境内に多種多様な梅の木があり、江戸時代後期に編纂された『甲斐国志』には、「紅白奇種絶品幾百株」と記されています。そのうちの一株は武田信玄が植えたものと伝えられ、梅花の碑にその由来が刻まれています。
もっと知りたい
武田信廉:武田信廉は信玄の弟で、武田二十四将(武田信玄に仕えた中でも特に有能な武将24人)の一人です。絵が上手く、画家としても知られています。出家して武田逍遥軒信綱(しょうようけんのぶつな)と号しました。

<参考サイト>
富士の国やまなし観光ネット「恵運院」
https://www.yamanashi-kankou.jp/kankou/spot/p1_8012.html
山梨デザインアーカイブ「長松山 恵運院」
https://design-archive.pref.yamanashi.jp/oldtale/13080.html
甲府市「武田二十四将」
https://www.city.kofu.yamanashi.jp/welcome/rekishi/24syou.html

COURSE MAP

次のスポットへ行ってみよう!