柳澤吉保の家老夫妻が眠る寺院

曹洞宗の寺院で、甲府藩主・柳澤吉保(よしやす)の城代家老として活躍した、柳澤権太夫保格夫妻の墓所が本堂の奥にあります。ここは江戸時代初期の皇族、良純親王が左遷されて13年間を過ごしたところで、境内には良純法親王が建立した狐老明神の社があります。
山中にある「葡萄が崎」(不動ヶ崎)という場所からは甲府を一望することができたことから、この地は「信玄の物見」「軍用の庭」とも呼ばれました。
現在は参道沿いにアジサイが多く植えられ、6月は境内が美しく彩られます。
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柳澤吉保:柳澤権太夫保格が仕えた柳澤吉保は、五代将軍徳川綱吉の時代に甲斐一国を支配する甲府藩主となりました。甲府城は江戸の西を守る重要な場所で、徳川家以外の者が城主となることは異例でしたが、綱吉の特別な計らいにより、先祖ゆかりの地である甲府藩主に任命されました。

<参考サイト>
富士の国やまなし観光ネット「興因寺」
https://www.yamanashi-kankou.jp/kankou/spot/p1_4442.html
甲府観光ナビ「興因寺」
https://kofu-tourism.com/spot/410
山梨デザインアーカイブ「増福山 興因寺」
https://design-archive.pref.yamanashi.jp/oldtale/13073.html
甲府市「柳澤吉保」
https://www.city.kofu.yamanashi.jp/kids/mukashi/006.html

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