恵林寺開基、二階堂氏の屋敷跡とも伝わる神社

甲州市立松尾中学校の校庭に隣接する神社です。祭神として大山咋命をはじめとする六柱を祀るため、六所明神とも呼ばれています。
社記によると、日本武尊(ヤマトタケルノミコト)の父とされる景行天皇の治世に創始され、中世以降は松尾郷の総鎮守でした。境内には、日本武尊(ヤマトタケルノミコト)が武蔵へ向かう途中にここで休んだという「褥塚(しとねつか)」のほか、享保17(1732)年4月の庚申塔、寛文13(1673)年2月16日の刻印がある供養塔などの史跡も残っています。
本殿の裏手にある土塁はかつて恵林寺の裏まで続いていたといわれ、恵林寺を開基した二階堂氏の屋敷跡とも伝えられています。
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<参考資料>
『歴史の道調査報告書』秩父街道

<参考サイト>
山梨県神社庁「松尾神社」
http://www.yamanashi-jinjacho.or.jp/intro/search/detail/2002
山梨デザインアーカイブ「褥塚と褥桜」
https://design-archive.pref.yamanashi.jp/oldtale/9953.html

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