甲斐源氏、安田義定ゆかりの寺院

山梨市牧丘町の小野田集落にある普門寺は、甲斐源氏の安田義定が建久年間(1190 - 1198年)に開いた寺院と伝えられており、安田義定の位牌が置かれています。
寺に安置されている木造薬師如来坐像は、在地性が高く彫りが浅いのが特徴で、平安時代後期の作とされる彫眼の仏像です。山梨県の指定有形文化財に登録されています。坐像は高さ78.8cmで、桜の一本造です。銅の背面に施された原始的な背ぐりが歴史の古さを伝えています。本尊は通常は非公開ですが、毎年3月の最終日曜日のみ開帳されています。
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〈参考資料〉
『探訪甲斐の至宝』

〈参考サイト〉
山梨市「木造薬師如来坐像」
https://www.city.yamanashi.yamanashi.jp/citizen/docs/prefecture_17.html
奈良県歴史文化資源データベース いかす・なら「行基」
https://www.pref.nara.jp/miryoku/ikasu-nara/ijin/gyoki/

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