大井ケ森番所跡(おおいがもりばんしょあと)

武田信玄が信濃攻略で通った要所

古くからの道である長沢小淵沢線(国道141号線の長沢交差点から小淵沢町へ抜ける県道)と「中の棒道」が交差する場所が大井ヶ森。中世より甲州から諏訪地方へ向かう時の通過点となる交通の要所でした。
武田晴信(信玄)が諏訪盆地一帯を制圧して信濃攻略を始めた1542(天文11)年には、「大井ヶ森御陣所(番所)を信玄が通った」という記録が残されています。
大井ヶ森番所には江戸時代になると口留番所が置かれました。
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・口留番所:江戸時代に交通の要地に置かれ、人の出入りや商品の流通を監視した検問所。甲斐国には25カ所の口留番所が設置されていました。

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